
(平成19年度卒業 専修大学文学部心理学科)
私はこの専修大学附属高等学校の穏やかでのんびりとした空気が好きです。この雰囲気は附属校の特徴の一つなのかもしれません。「のんびり」と言っても腑抜けているとかだれているということでは無く、充実した学校生活の中に焦らず落ち着き感を感じさせる「のんびり」です。この空気が私を心理学への道に進めるキッカケをもたらしてくれたと言っても過言ではありません。私は、入学当初は「歴史が好きだから文学部人文学科歴史学専攻にでもしようかな」と漠然と考えていて、心理学科に進学するとは思ってもいませんでした。しかし、高校生活のなかで少しずつ気持ちの変化がありました。附属校という特性上、大学受験を一般の高校生に比べ意識しなくても良いという利点があります。そのため試験前以外の殆どを学業以外のものに挑戦し、経験する時間として費やすことが出来ました。私は、いずみ祭の企画運営に携わったり、部活動で自身の作品に打ち込んだり、クラシックのコンサートや美術館での鑑賞、読書等に費やすことが出来ました。そんな経験の過程の中で様々な人々の考え方や、様々な本の中での思想を知っていく内に「人間とは何か?」という疑問が湧いてくるようになりました。それを強く自覚したのは2年生の終わりの頃でした。そして、3年生の4月頃に最終の進路希望調査書でこの疑問を解消するために「文学部心理学科」を第一希望にする決意をしました。専修大学附属高等学校が持つ「のんびり」とした雰囲気があったからこそ、幅広い視野を持つことや経験をすることができ、高校生活が私の考えを変えさせることになったと思っています。この学校だからこそ過ごすことが出来た高校生活が私にとって肝心だったのです。しかし、全てがのんびりと言うわけではなく、大変な面もあります。心理学科はその年の3年生約400人中10人だけが進学可能と言う難関です。授業、小テスト、定期テストなど学習に集中することにもなります。しかしながら自身が興味を持ち、自分で決定・希望した進路の為なので私なりに諦めず、積極的に取り組むことが出来ました。使い古された表現ではありますが高校3年間は長い様でいてあっと言う間です。「のんびりと穏やかな」空気の中ではより長い様に感じますが、過ぎると本当にあっと言う間です。何と無く、無関心に過ごさず、自分の持つ疑問や見つけた疑問から、将来本当に進みたい道、「進路」を決めていってください。将来の夢は?みなさんはこの質問に答えられますか?将来の夢を持つことが大事。夢がある人は夢を叶えるために努力する。