公民科の特色
人間は基本的に他人や組織、自然など、自分以外のものにも価値を置いています。だからこそ、弱肉強食だけではない「社会」を形成し、私たちはその「社会」の中で、様々な人や組織と関わりなから生活をしています。
人は誰もが幸せに生きていきたいと思っていると思いますが、自分だけ幸せであれば他人や社会はどのようになってもかまわないと言うことではなさそうです。人には自分個人が幸せになるだけでなく、他の人も、社会も、地球全体が幸せになって欲しいと思う心があるのではないでしょうか?社会を形成しているのは私たちですが、そのような理想的な社会の中で、幸せに生きるには、現代の社会の仕組みだけでなく、人間の生き方、社会のあり方などの考えも勉強することが必要となってきます。
公民科の教科は、暗記科目という印象を持っている人もいるかと思いますが、教科書等の活字から、現代と未来の社会、人生観や世界観のイメージができ、社会の中で主体的に生きる力を養いたいと考えています。
公民科の授業での取り組み
普段から、新聞を読む、テレビでもニュースや報道番組を見みるなどして、社会の出来事に関心を持つよう指導し、授業でも扱っています。
●最近のニュースについてのコメント3分間書き取り
毎時間、授業の3分間を使い、最近のニュースについて自分で書く事柄を選択し、そのニュースについてのコメントを3分間にできるだけ字数を多く書く。書いた字数とニュースのトピックをチェックシートに記入し、1年間の記録をする。現在のニュースを通して社会の知識を深め、書く力を継続的に養うことで、小論文試験等にも力を発揮できるよう考えています。
●新聞を使った授業
3分間の書き取りにも関係しますが、授業中に折を見て、時事問題の紹介をしています。授業はニュース解説の場ではありませんが、昨今の社会情勢をわかりやすく説明することで、広く社会に興味を持てる生徒を育てたいと考えています。
●新聞記事を使ったレポート作成
新聞を開く習慣を身につけるためにも、定期的に新聞記事を使ったレポートを提出させています。社会問題に対して自分なりの意見を持てるように、指導しています。
●日本新聞協会による「HAPPY NEWS」への応募
新聞を読んで、心があたたかくなったり、勇気がふっとわいてきたりするようなHAPPYな記事の切り抜きと、その理由を書いたコメントを送ります。
基礎知識を身につけるのはもちろんですが、社会問題についてのレポート作成などを通して、新たな発見からさらに社会問題に興味を持ち、深く、さらに多角的な視野で社会を見る眼を養いたいと考えています。試験では、単純な知識の暗記ではなく、総合的に理解し考える力をつけるため、文章を書く機会が多いことも特徴です。
他の講座では、3年生を対象に、政治や経済の問題について、テーマにそって研究発表をする講座や、主体的に社会問題について考えるためにディベートや研究発表、社会科見学などを取り入れている講座があり、また、全学年対象の土曜講座では法律の入門講座と経済の入門講座があります。




